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持病をお持ちの方のインプラント治療の問題点

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2024年1月23日

持病をお持ちの方のインプラント治療の問題点

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インプラント治療は外科手術を伴うため、どなたでも気軽に受けられるというものではありません。持病をお持ちの方がインプラント治療を受ける際はいくつかの問題点が考えられます。以下に、その主なポイントを述べます。

もちろん高齢でも持病がなく、体調が安定している方は普通にインプラント治療を受けられます。また、成功率も高いです。

しかし、患者が既存の持病を抱えている場合、年齢にかかわらず、その病歴や治療履歴を正確に把握することが必要です。インプラント治療は外科的な処置であり、全身的な健康状態が成功に影響を与える可能性があります。

糖尿病や心臓疾患などの慢性疾患がある場合、それらの病状がインプラント治療にどのように影響するかを事前に評価する必要があります。

下記の疾患などで症状の重い方、体調の安定しない方はインプラント治療を受けることが難しくなります。しかし、身体の状態によっては、インプラント治療が受けられるようになることもあります。我々歯科医が患者様のかかりつけ内科医や主治医と連絡を取り、治療方法について検討しますので歯科受診の際はかかりつけと連絡先が分かるものを持参するとよいでしょう。

注意すべき持病名

高血圧症

高血圧が続いていて、内科の主治医の指示どおりに通院や薬の服用を行っていない方。

心臓病

狭心症、心筋梗塞,不整脈、心不全、心臓弁膜症、心筋症などの持病のある方は注意が必要でまた、、ペースメーカーを入れてる方は感染性内膜炎を起こす恐れがあるため注意が必要です。

糖尿病

血糖コントロールのできてない方や重度の糖尿病の方は術後患部が治りにくかったり、化膿する恐れもあるため注意が必要です。また、インプラント自体が骨との結合が悪くなるなどのリスクもあります。

骨粗しょう症

ビスフォスフォネートの注射、薬の服用を行っている方、または骨吸収抑制剤を使用してる方では、顎骨壊死を引き起こすリスクがありインプラント治療は受けられません。

その他

脳血管障害、血液疾患、消化器疾患、肝機能障害、自己免疫疾患、精神・神経系疾患、アレルギーのある方

また、一部の持病は免疫系に影響を与える可能性があり、これが治癒プロセスに悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、自己免疫疾患を抱えている患者は、インプラントが認識されて拒絶反応が起きる可能性があります。治療計画を立てる際には、患者の免疫状態を慎重に考慮する必要があります。

さらに、持病に関連する薬物療法も重要な要因です。患者が抗凝固剤や免疫抑制剤を服用している場合、手術中や治癒期間中にこれらの薬物をどの程度継続するか、または一時的に中止するかを検討する必要があります。薬物療法の調整が不十分な場合、出血や感染のリスクが増大する可能性があります。

さらに、心臓疾患や高血圧を抱える患者にとって、手術中の麻酔や治療後の痛みの管理も慎重に考慮されるべきです。これらの患者は通常、特別な配慮が必要であり、手術が健康に与える影響を最小限に抑えるために、医療チームとの密なコミュニケーションが求められます。

最後に、持病を抱える患者は通常、治療後のケアやフォローアップが必要です。インプラント治療後の経過観察や定期的な検査は、患者の全身の健康状態に関する情報を得るために欠かせません。治療の成功を確保するためには、歯科医師や一般医師との継続的な連携が不可欠です。

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