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小児歯科での予防歯科:一生の健康を創る

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2023年10月5日

小児歯科での予防歯科:一生の健康を創る


 親御様の中には“乳歯は生え替わるから虫歯になっても大丈夫“とお考えの方もいらっしゃるようですが、その考え方は間違いです。乳歯がむし歯になると生えてくる永久歯にも悪影響を及ぼします。虫歯の多い子は、むし歯の無い子どもと比べて、お口の中に存在する虫歯菌の数が多いため、新しく生え出てきた永久歯がむし歯になりやすくなってしまいます。また、子どもの歯は大人の歯と比べて柔らかいため、むし歯の進行が早く、痛みが出にくい傾向があります。

 むし歯になると痛みや違和感を伴うことにより、食べ物がうまく噛めなくなってしまうことがあります。その結果、あごの骨の成長にも影響が出てきてしまいます。

 むし歯の一般的な治療法としては、むし歯を取ったところを材料で補っているだけにすぎません。いずれ歯と材料の間に隙間ができたり、材料が取れてしまったりすることで虫歯が再発してしまう恐れがあります。また、むし歯がひどくなったことにより生え変わりの時期より早く歯を抜く必要がある場合があります。早い時期に歯を抜いてしまうと周りの歯が空いたスペースに向かって移動してきてしまい、永久歯が生えてくる時に十分なスペースがなくズレて生えてくることで歯並びに影響してしまいます。それにより、顔の骨格が変形してしまったり、成長不足になってしまったりすることがあります。このように、子どものむし歯はさまざまな影響を与えてしまうので早期発見、早期治療が重要になります。

 むし歯は予防ができる病気ですが、ただ歯磨きをしていればむし歯を予防できるというわけではありません。むし歯を予防していくためには正しい歯磨きの仕方を身につけるだけでなく、食生活を見直し、歯医者での定期的なチェックや処置を行うことが必要になってきます。  

 乳歯は生後半年頃に生え始めて3歳頃に生え揃い、上下で合計20本になります。6歳頃には順次永久歯へと生え変わっていきますが、まだ歯が生えていない0歳からでも、十分にできることがあります。柔らかいガーゼでお口の中を優しく拭いてあげるようにして刺激に慣れさせておき、後の歯磨きの習慣を作ることが大切です。また、乳歯から生え替わったばかりの永久歯は、大人と比べて十分な厚みと硬さがありません。そのため、この時期にしっかりとむし歯予防を行っておくことが大切です。

 むし歯を予防するためには4つのポイントがあります。

 まず一つ目は、歯磨きです。毎日行なう歯磨きはむし歯菌を除去し、むし歯を予防するために最も重要とされています。歯磨きをしていても、むし歯になりやすいポイントが磨けていなければあまり意味がありません。基本的にむし歯になりやすいところは、奥歯の溝、歯と歯の間、歯と歯茎の境目部分です。その部分にきちんと歯ブラシを当てて細かく動かし、歯と歯の間はデンタルフロスを使用していただくことでプラークを除去することができます。少し大きくなるとお子さんは一人で歯磨きをするようになりますが、しっかり磨けている子はそう多くありません。

また、生え変わりの時期は大小不揃いになり磨きにくくなります。そのため、小学校高学年くらいまでは親御様の仕上げ磨きが必要です。たまに“仕上げ磨きをしていてもちゃんと磨けているのかわからない“という親御様の声を聞きます。当院では、お子様や親御様がおうちで正しく歯磨きができるようわかりやすくアドバイスをさせて頂きますので、お気軽にお声がけください。

 二つ目は、食生活の管理です。むし歯にならないようにするにはおやつの食べ方に注意することも大切です。

砂糖を始めとした甘い物が絶対的に悪いわけではなく、摂り方を工夫するだけでも虫歯リスクは大きく減少します。最もむし歯になりやすいのが、おやつのダラダラ食べです。むし歯菌は食べカスの中の糖分を栄養源にして、歯を溶かす酸を出します。そのため、時間を決めずにダラダラと食べていると口腔内が常に酸性に傾いてしまうのでむし歯ができるリスクが高くなります。

おやつは時間を決めて短時間で済まし、食後はできるだけ早いタイミングで歯磨きをすると効果的です。

 三つ目は、フッ素塗布です。フッ素には歯の表面を覆うエナメル質を強化し、むし歯菌が酸を作る活動を抑制 する効果があります。乳歯だけでなく、生えたばかりの永久歯は質が弱く虫歯になりやすいため、定期的に高濃度のフッ素を塗布して虫歯に負けない歯を作っていきます。効果を持続させるためには3ヶ月ことくらいの塗布を続けていくことをおすすめします。定期的にフッ素塗布を続けることで、今現在の虫歯予防だけでなく、将来のお口の健康を守ることにも効果的です。

 四つ目は、シーラントです。シーラントとは、奥歯の噛み合わせ部分にあたる深い溝を歯科用樹脂の材料で埋めて食べかすや細菌の侵入を防ぎむし歯を予防する処置です。生えたばかりの奥歯は溝が深く、歯の質もまだ弱いため虫歯のリスクが非常に高いです。溝をカバーしてあげることで表面が滑らかになり、汚れがたまりにくくなることでむし歯を効果的に予防することができます。また、シーラント剤にはフッ化物も含まれているので歯の再石灰化作用も期待できます。

 むし歯から守り、健康な歯、健康な体を維持できるよう定期的に来院していただき、むし歯チェックや歯の生え変わりチェック、歯並びの状態などをチェックしていきます。異常があれば早期に対処できるようにしていきます。

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